飼っていた猫の話
3年前に亡くなった猫の話。
我が家の末っ子は発達障害です。
色んな検査をしましたが、原因は分からず、3歳でやっと歩けましたが、5歳の今はまだ身の回りの事ができず、言葉も出ません。
そんな末っ子と仲良かったのがこの猫。
ある日、隣の子が、学校に迷い込んだ猫を飼ってほしいと連れてきました。
先住猫も居ましたが、夫も了解して家族になりました。
不思議な猫でした。
夫婦喧嘩していると、
間に入り、夫と私をなだめるかのようにお互いのところに寄り添ってきます。
末っ子がグズったり泣いていると、
猫「ふにゃふにゃふにゃ」と、「はいはい、どうしたの」とどこからかやってきて添い寝をして寝かしつけます。
発達障害の子にどう向き合っていったら良いか分からなくなったりしたとき、本当に助けられました。
里親として、次の猫を迎えたときも、なんとも面倒見が良く、喧嘩をすることもなく、師弟の仲というか、毎日微笑ましかったです。
たくさん楽しい思い出を残してくれましたが、病気で亡くなってしまいました。
7月7日七夕の日に星になりました…。
家族になれたこと、幸せでした。
ありがとう。